20240503 GW・学マス・Opus

20240503

GWに突入するも、間で出勤日が挟まるせいで今年は旅行に出られず。仕方がないので日帰りで行ける場所へ・・・ということで復活した横浜美術館の横浜トリエンナーレへ。

内容はロシア・ウクライナ戦争勃発後ということで非常にシリアス。横浜美術館内は暴動にまつわる映像やインスタレーションが連続する異様な空間となっていた。会場の外ではサイドコアがクレーンをに乗って壁面を上書きし続けるパフォーマンスをしていた。次はワタリウム美術館で個展をやるそうだけど、屋内展示との相性がいいとも思えず何をするのか気になる。

今回の横トリで最も印象に残ったのは、KAIKOで上映されていたクレモン コジトールの『ブラギノ』という映画。山奥の僻地で自給自足で暮らす家族のドキュメンタリーで、もう一組の家族と領地争いをしながらの生活が記録されている。国家の思惑が絡まない場所での出来事故にプリミティブな戦争のかたちが写し取られていた。途中で唐突に始める熊狩りのシーン(撮影者の安全が禄に確保されていないだろう)は圧巻。

20240505

1日働いてまたお休み。今日は内房総アートフェスへ。

名前は異なるが、要はいちはらアートミックスにより市原市に作品が大量にストックされたので、エリアを内房総全体に拡大し更に大規模な芸術祭に発展させたものになる。

1日ではとても回れないので、まずクルックフィールズに行き、その後はダラダラと過去のいちはらアートミックスで訪れ損ねたエリアを潰すことにした。

クルックフィールズは、正直に言うと有名な作家のシリーズ作品をピックアップして各所に埋め込んだような場所で、アート作品の魅力はほどほど。Chim↑Pomの原爆雲が脈略もなく登場したりとセレクションの雑さも気になる。

それよりも、子供向けの牧場・農場体験施設としての側面の方が面白く、動物の生臭い香りを久しぶりに嗅げたのが良かった。

20240516

遂に学マスがリリース。育成パート有り&最先端のビジュアルという、1番好きなスタイルのアイマス。振り返ってみると2以来なのでは…。

SSRは広さんにしました。光景のMVは、私の大好きな植草航と長谷川白紙のコラボレーションであり、それがアイドルの個性にも紐づいているという恐るべき品だった。語りたいことが色々あるが、またどこかで整理できると良いな。

20240518

ホーツェニン最高!1日で全部見れない!うお~~~。

20240525

坂本龍一のOpusを見るために、歌舞伎町タワーへ。折角なので坂本龍一が音響監修した109シネマズを選んだが、チケット代の高さには流石に怯む。

歌舞伎町タワー1Fの内装は、勘違い日本を日本人が再現するという捻れもあり歪で面白くない空間に見えた。と言いつつ写真はちゃっかりと撮ってしまう。

『Opus』は空音央監督の強気のディレクションがあったのか、尖った内容に見えた。ピアノが奏でる音楽のみでなく、ピアノの内部構造がガタガタと動く音や、坂本龍一の息遣いや服の擦れる音も丸ごと乗せてしまうという、空間を丸ごとフィールドレコーディングするような思想でミックスされている。

採用しているテイクも変。演奏にミスがあり、そこから遊ぶように即興演奏を少し続けてから坂本龍一が「もう1回やろう」と仕切り直すという場面を、わざわざ本採用している。坂本龍一の存在感をそのままアーカイブしようという意図が非常に強い。困惑するが何度も見返したい面白い映画だと感じた。

ちなみに映画館の音響が良いかはよく分かりませんでした。持論として、音響が悪い映画館に観客はすぐ気づくけれど、音響が良い場合はただ映画に没頭して帰ることになるので気付けないと思う。

帰りの電車でプレイしていた学マスで、遂に初True Endを獲得。広さんでした。