20250514
自分は野村誠さんのブログを定期チェックしているのだけど、いまは鍵盤ハーモニカフォーラム(!?)に参加のためボストンに遠征中らしい。お誘いしてくれたDr. Melodicaの仲間たちとセッションした動画が紹介されていた。
グラフィティだらけの駐車場というシチュエーションにワクワクしていたら、いきなりシンバルにゴムを擦り付けてドローン音を出すという知らないテクニックが披露され唖然。鍵ハモが主役と思いきや突然コーラスを始める野村氏も流石。こういった面白い人は知らないだけで日本も含めて様々な場所にいるのだろうけど、なかなか気づくのは難しい。
20250516
M3 macを購入したおまけで付いてきたApple TV+で「マーダーボット」を見ているがめちゃめちゃ面白い。原作が有名な「マーダーボットダイアリー」ということで話の面白さは保証されているというのもあるが、1話25分というアニメサイズで、未来の宇宙開発時代を丁寧に描いているのが良い。自我を手に入れた主人公のロボットが海外ドラマに激ハマりしているという設定なのだけど、このドラマの絵も高いクオリティで撮られていて隙がない。Disney+立ち上げ直後のマーベルドラマの画作りは非常に優れていたのに数年で手を抜くようになって残念だったが、Apple TV+は安定しておりお金を落とすならこちらの方が良さそうだなと思ってしまった。
20250517
switch2抽選のためnintendo onlineに入り直したので、実は未プレイだった「時のオカリナ」を起動してみる。

これがなかなか面白くて大人編まであっという間に突入してしまった。これぞゼルダと思わせる音楽演出の連続に関心すると同時に、自分が10代の頃に触れた「ニーアレプリカント」が如何に時のオカリナのオマージュだらけだったかに気づく。ヨコオタロウは「ICO」「斑鳩」「エヴァ」など影響元を隠さず自身の作品に乗っけてしまうところが演出家志向のディレクターらしい。
全体的に謎解きの難易度が容赦なく、「俺のひらめきで解けた」感触が強い。「スカイウォードソード」で謎の解法をムービーで見れるようにした仕様は本当にモチベーションが下がったが、オープンワールド化した「ブレスオブザワイルド」では「解けなくて良い謎」が多くを占めるようになったおかげで再び難易度を上げられるようになったんだなと、3Dゼルダの変遷歴が突如自分の中で完成した。
仕事の後にプレイするには重い内容だが、3Dゲームの古典であるし最後までプレイしたいところ。
20250518
高円寺で万有引力の「奴婢訓」を見る。

今回は舞台美術家・小竹信節の追悼公演。動画でしか見たことが無かった小竹信節の狂った舞台装置に演者が跨るところを遂に見ることが出来た!

「奴婢訓」は他の劇団のバージョンもあるが自分は完全に初見。万有引力の演劇の中でもシナリオが薄く、ビジュアル&演者の肉体いじめに特化した作品という印象で非常に楽しめた。
悪い面としては、座・高円寺の横に広い舞台をフル活用するせいで、演者が自身の席から遠い場所で会話するシーンになると何を話しているか全く聞こえないことがあった。この辺りはどうしても演出プランとのトレードオフになってくる。次はスズナリのような小劇場で見たいなと思いながら帰宅した。
体力があったので2時間作曲(作曲少女というYAMAHAの本で紹介されていた作曲ゲーム)にトライ。カービィの1面のBGMを勝手に作るというお題でMASSIVE主体でチップチューンっぽく仕上げた。
最近耳コピばかりで作曲する筋力が落ちてないか心配だったが、無事に時間内に完成して胸を撫で下ろした。
20250521
やる気に溢れているので2時間作曲ふたたび。リメイク版サイレントヒル2の音楽についてのインタビュー記事を読んでいた影響で、お題は暗い古城探索にした。
ダークアンビエントにしようと決めたはいいが作ったことがないジャンルのため、蓮沼執太の「KK」のように景色が変わっていくイメージでフレーズを配置していったら、予想外に面白いものが出来た。自分がこれまでに作ってきた曲の中でもかなりお気に入り。音楽はビデオゲームと違って良い作品ができる条件に多分に運が絡むのが難しい。早く狙って的に当てられるようになりたい。
20250523
会社を休んで人間ドックへ。初めて胃カメラ(鼻経由)を経験したが、耐えられないこともないが年1でこれを経験するのは勘弁して欲しいくらいの苦痛。バリウムも別の苦しみがあるらしいが、来年はどうするべきか。。
午後はMIデッドレコニングを見る。
序盤1時間はとにかく眠い。作戦のブリーフィングに加え、過去映像のカットアップがやたら入るせいで話に入っていけない。心配になったが、水中に沈んだ潜水艦に侵入する作戦が始まった辺りからエンジンがかかりそこからはずっと面白いままだった。潜水艦が回転して重力の方向が変わっていくシーンは過去見たことのない映像になっていて、これを見れただけで劇場に来た甲斐があった。
あと「SNSの見過ぎだ!」と言いながらAI信奉者の刺客をノックアウトするシーンは、完全にトム・クルーズ本人の意見をイーサンに言わせていて笑ってしまった。実際このシリーズはトム・クルーズのドキュメンタリーとしての側面が絶対にあると思う。