20250629

20250629

メガロポリスを観に行く。前評判は散々だがコッポラ先生の遺作になる可能性もあるのでスキップする訳にもいかなかった。

結論から言えば、完成度という点では「最悪」と言っても差し支えない仕上がりだった。ただし、過激なコラージュ的イメージや縦三分割の画面構図など、映画マニアであるコッポラらしい大胆なビジュアルが次々と飛び出す、まるでおもちゃ箱のような作品でもあり、独自の魅力は間違いなくあるので評価が難しい。

プロットやドラマが崩壊しているのが主な辛さではあるので、脚本をコッポラ任せにせず実力のある脚本家がリライトしていたならまともな映画になった可能性はあると思うが、コッポラが自費で作った映画な訳だからそれでは本人が満足しないのだろう。

辛いなりに見たことに後悔はないという不思議な映画だった。

20250705

安倍吉俊の個展を見に渋谷へ。自分は過去に安倍吉俊の原画を購入したことがあったので、レセプションタイムに参加するためのダイレクトメールが届いていた。折角なので権利を行使させてもらうことにした。

展示は過去作の原画を中心に構成されているが、目玉は現代の渋谷に立つレインを描いた巨大なキャンバス画。安倍さんの作品は、紙に書いた線画をスキャンし、デジタルで彩色するスタイルが多いため、完全アナログで描かれた本作はとても新鮮。会場には東京藝大の卒業制作として書かれたキャンバス画も置かれていたが、それと呼応するような原点回帰を意識しているのかもしれない。

一通りの展示を見た後は、お持ち帰りできる作品がないか値札とにらめっこするフェーズに入る。こういったハレの日は財布がゆるくなるので、自分はわざと開場時間から少し遅れて会場に入ったが、今回書き下ろされた新作は既に購入済みのシールが貼られている。比較的安価に購入できる原画コーナーの中に気に入ったものがあったため1点だけ購入した。

ちなみに会場には安倍さんが滞在されていて(上の写真にも後ろ姿が写っている)、ファンの質問に気さくに回答されていた。また、首にカメラを下げた西田航氏の姿もあり、先生にインタビューを行っていた。いずれ動画として公開されるのだろうか。

帰りはラーメンを食べた後、公園通りギャラリーでアール・ブリュット展を見て帰った。

20250706

岡﨑乾二郎を見る。縁側から眺めたいタイプの池があった。


20250712

DTM講座の宿題に悩む。この週末でまとめないと。

午後からは埼玉県近代美術館へ。楽しみにしていたネルホル展を見る。

重ねられた写真を削っていくことで、静止画だったはずの写真に時間の流れが生まれている。生で見ると感激。以前サカナクションのジャケットに採用されていたが画像で見ても何も分からないのがもどかしいと思っていた。展示の最後でポストカードを受け取ったが、解説が見つからずこれが何なのか分からない。

フィリップグラス展で来たときは気付かなかったが、埼玉県近代美術館は公共スペースの展示が面白い。作品が展示室内でなくパブリックスペースにポンと置いてある大胆さがある。椅子と言えば富山県立美術館というイメージだが、こちらのほうが気楽でいいかも。