20250716
で~ん。まいにゅーぎあ。

6月予定だったものがようやく届いた。
しかしWindowsにドライバがうまくインストールできず、今日はセットアップだけで終了。
深夜には「ドンキーコング バナンザ」のロックが外れたので、夜ふかしして少だけ触ってみる。見えるもの全てが破壊できるという任天堂らしからぬゲームデザインに期待と不安が半々だったが、実際には「マリオ オデッセイ」を思わせるガチガチのレベルデザインになっていた。面白いことは面白いが、ちょっと肩透かし感もある。
ひとまず『デス・ストランディング2』は一時中断して、しばらくはこちらを進めてみることにする。
20250720
午前はLaunchControl XL 3の使い方を勉強し、昼過ぎに家を出て投票を済ませる。
今回は特定の属性の人を攻撃することで票を集めようとする候補者が目立ち愕然とさせられるが、抵抗の意思を示した。トランプが2度も当選するアメリカを対岸の火事のつもりで眺めていたが、こちらもかなり危うい状況なのかもしれない。
たっぷり時間があるので恵比寿の写真美術館に向かい、全フロアの展示を見る。
コレクション展のトランスフィジカルは流石に面白い。特にダンスをテーマにしたコーナーに惹かれる。先日のネルホルに引き続き、最近の自分はどうも写真と音楽(時間)の関係に興味が向いているらしい。
特に印象的だったのが、実験アニメーション作家のレン・ライの映像作品。音楽は芸術の中でも特に抽象的の高いジャンルだが、レン・ライの作品はそれに呼応するような抽象的な映像でうまく混ざっていた。
多くの人の目当ては2Fのルイジ・ギッリのようで、こちらはフロアが混み合っている。最初の壁の時点で「恐ろしいほど写真うま~」と叫びそうになったが、あまりに明快なコンセプトゆえに一瞬で飲み込めてしまい、すぐに飽きてしまっている自分も居た。
帰宅後はDTM講座のアーカイブを見ながらノートをまとめ直す。休憩がてらYoutubeの選挙速報配信を開いた瞬間、気分が悪くなる。
一旦忘れて酒でも飲みながら篠澤さんNIAでもやろう。→ファン数が足りなくてfinaleに行けず
20250721
たっぷり寝たはずなのに、頭がずっと靄がかかったようで何も手につかない。
長らくDTM講座の課題に集中していたので、三連休は久しぶりに自由な作曲をしようと思っていたのに…。何もしないでいると、自分でテーマを決めて制作する筋力があっという間に衰える気がして、あまり間を空けたくはないのだけれど。
家でぼんやり過ごすのも気が滅入るので、気分転換に森美術館の藤本壮介展を観に行く。


昨年、福岡の太宰府天満宮で見た展覧会と同じく、大量の建築模型で藤本作品のコンセプトのエッジさを伝えるコーナーから始まる。こんなん作れるのかと突っ込みたくなる前衛的なアイデアが多いが、それなりの数が実現しているし、それどころか自分も訪れたことがある建築も含まれておりぐうの音も出ない。太宰府の仮殿はその場にいた人たちが一様に「すごい」と口にしていたのが印象的で、建築ファンでない人にも訴える強さが藤本作品には確かにあるのだと思う。

最後には大阪万博の大屋根リングに関するコーナーがあったが、インタビュー動画で藤本壮介は巨大な円で空を切り取りたかったと語っていた。途中にあった謎の建築ぐるみのコーナーも、ぬいぐるみと来館者がテーブルを囲んで丸になるという仕掛けで、この辺りに作家の拘りがあるような気がした。コロッセオの別解釈というか。

ただこのコーナー、森美術館が謝罪文を出している通り「けんちくぐるみ」の制作者との間でやらかしをしてしまったようで、そこまで強引に進めてまでやるべき内容だったのかという疑問は残る。前のチンポム展の末路といい、資本主義から要請されるスピード感が問題を引き起こしている気がする。
20250723
「サンフェーデッド」に取り憑かれて、ここに来てロックの音の出し方について調べている。この曲はパワーコードで構成されているようだが、概念は知っていてもこれまで意識して使ったことが一度もなかった。Guitar Rigとうまく組み合わせればDTM上でシューゲイザー的な音像を作れるだろうか。
作業中にいろいろ脱線して長谷川明日煕作品を知る。
これらを見て考えたことはあるのだけど、作家のスタンスが不明のためここには書かないことにする。
しかし1年かけてちまちま読んだバトラー入門がここに来て効いてくるとは。