「Öoo」クリア。短いゲームはよい。

前回厳しめに書いてしまったが、爆弾が2個になったあたりから独特の身体性が癖になり楽しめるようになった。
とは言え生高橋さんが一番やりたかったであろう知識によって行動範囲が増えていく感動は、既にラムラーナ2作などで味わい尽くし食傷気味のため真っ直ぐ自分には刺さらなかった。(本当はやりたい事一点のみを極めた、実験的なスタイルの作品が私は大好物なのだけど、題材がたまたま悪かった)
この経験値を活かした次作がどうなるかが気になる。
20251204
サムスのリターンマッチ。(ドレッドが出たばかりなんですが)

マウス操作にも対応しているが、そんなのは放っておいてジャイロでプレイすべし。PSVRの時も思ったが、FPSに最も没入できるデバイスはガンコンなのだと再認識した。
序盤からC-3PO風のコメディリリーフがサムスの後を付いてくるなど、寂しさを埋める工夫があって新鮮味もちゃんとあります。
20251207
たっぷり寝て体調を整えてからマルチネ20周年イベント&モントルージャズフェスティバルへ。
マルチネ20は前日の深夜から24時間ぶっ通し開催という異常スケジュールらしいが、大人しく昼から出向いた。O-EASTに着くといきなり長椅子で寝てる人を目撃して一瞬でオールナイトのクラブの雰囲気に。
abelestの演劇から見たかったが定員オーバーで入れず音だけ聞いた(サブステージはずっとそんな感じ)。潜り込めたのは諭吉佳作/menへの転換タイムから。歌のピッチが安定しているので音源かと思ったら生声で驚いた。

今回はVJ陣がとにかく豪華で、ミュージシャンごとに異なる人がアサインされており映像がオートクチュールで用意されているものが多かった。O-EASTの大画面はもちろん、サブステージもモニタ2点を横連結していて主張強めの設定。

特にKabanaguは美術界の倉知朋之介(以前映像作品の音声ミックスを手伝っていたはず)制作の短編映画を上映してしまうほどの力の入れようだった。私は倉知ファンなので2Fの画面全体が見渡せる位置を確保して食い入るように見てしまった。あれはKabanaguの住んでいた川崎の風景でいいんだよね?(デビルマンクライベイビーに出てきたメタボリズム集合住宅が登場していた)
メインステージはYuigotとKabanaguが並ぶセトリになっていたが、二人は生活感やノスタルジーを感じさせる邦ロック・Jポップへの愛着を隠さないまま、グリッチなアレンジで新鮮に聞かせる挑戦をしていて感慨深く見ていた。(私も二人が好きなPeople In The boxやamazarashiを十代に聞いて育ったので)
最後にゆnovationの鍵ハモを見届けてから横浜へ移動。着いたのはP5バンドのリハーサルのタイミング(生オケヒを人生で初めて聞いた)。

P5からハービー・ハンコックまで素晴らしいパフォーマンスだったが、ハービー・ハンコックのボコーダーが機材トラブルで動かなくなり終演時間が後ろにずれ込むという事件があった。帰りの都合で恐らく最後まで見れなかった人もいただろう…。
今回見つかった課題として、私がジャズのアドリブのルールを分かっていないせいで楽しみ方に戸惑う場面がしばしばあった。TOKYO JAZZに通ってジャズの理解度を上げようとした時期もあったが、コロナで中断されてリセット済み。適当な本でも読んでみるか。