20241006

20241005

「みんな大好き塊魂」のサントラとゲーム本編がサブスク解禁されて、塊魂熱が再発。その流れで「Everlasting Love」を耳コピしてみた。

原曲はギターが印象的だけど打ち込みでの再現は厳しい。早々に諦めて、ファミコン音源とCR-78でチープに仕上げた。良いアレンジが思いつかず沼ったので、サンクラに投稿して無理やり終わったことにした。

コードもリズムも驚くほどシンプルで、なぜ子供の頃の自分が親しみを感じて聞き込んでいたのがよく分かる。

20241006

天気が良くなってきたので午後から「HAPPYEND」を見に行く。

空音央が監督した坂本龍一のコンサート映画が異様な仕上がりだったので期待していたが、劇映画が初めてとは思えない美しいショットが次々に飛び込んでくる一方で、魅力的なキャラクターらが腸を見せないままさらっとEDに到達してしまい肩透かしな印象が否めなかった。(作中の校長じゃないが)なんて勿体ない・・・。未来の日本の荒廃具合には共感しかないが、その陰鬱なトーンに対して主人公2人のズレをはっきりと描かないのはどうなんだと感じてしまった。

インタビュー記事を漁っていたら、メインキャストらの距離を近づけるためにワークショップをした話があった。空音央は俳優ではない人らを採用するにあたって濱口監督に相談をしていたらしいが、この辺りに影響があるのかも知れない。

最後にどうでもいいことだがが、公式サイトの空音央の写真が異様に解像度が低いのがちょっと面白い。でも笑顔最高。

20241008

サイレントヒル市へ行こう!

外山さんディレクションの1作目しか触れたことが無いという距離感なので、新鮮な気持ちでプレイ。基本的にBGMが無く、細やかな物音でプレイヤーの注意を引く繊細なサウンドデザインが良い。Bloober TeamはMEDIUMがイマイチで距離を置いていたけど、本作は素晴らしい仕事をしていると思う。そろそろメタファーも来るので大渋滞になりそうだけど、今年のうちにクリアしておきたいところ。

20241012

写真家に会いに行こう!

行けませんでした・・・。整理券の配布時間前の時点で、制限人数以上の行列が出来てたらしい。アレックソスの人気を読み違えた・・・。

仕方ないので引きこもってDTMに打ち込む。

Youtubeを開くとトモコスガさんがアレック・ソスの写真集を読む動画を上げていたので視聴。まんまとソスの写真集が欲しくなる。

あと、メタファーをぼちぼち進めている。

序盤こそ王道JRPG的なストーリードリブンの進行になっていたが、カレンダーシステムが登場した辺りで皮がファンタジーなだけのペルソナになってしまいマンネリ気味。安心の面白さではあるが、これでは新規IPをせっかく立ち上げた意味がない・・・。

20241013

森美術館でルイーズ・ブルジョワ展を見る。思い出すのは塩田千春展のことで、あの時のようにトラウマを可視化させるような作品が巨大な空間を埋め尽くしている。穿った視点かもしれないが、女性アーティストにはカギ括弧付きの「女性ならでは」な作品を作らなければ美術界にうまく評価されない時期があり、結果的にそのドアを潜った作家の回顧展がいま森美術館のような場所で開催される流れがある気がした。

そんな話は置いといて、展覧会でまとまった数の作品を見て気づいたのは布素材を扱った作品が多いこと。

ストレートな刺繍の作品もあるし、また有名な巨大蜘蛛の作品にも実は布がくくりつけられたものがある。母親が刺繍工場で働いていたことが関係しているらしい。

MAMスクリーンのリアル・リザルティの映像も良かった。コンテナ工場やサムスンのオフィスなど、テック企業により生まれた無機質な光景の映像をバックに、そこに幽霊が出現する物語が語られるという、シルバー事件的な作品。

夜は自転車でToken Art Centerへ行き、三好彼流の新作パフォーマンスを見た。見慣れたギャラリーがえげつない場に変貌していて到着した瞬間から感動。パフォーマンス本編も素晴らしかった。表と裏が・・・あぁ・・・。