20250131
また1曲完成。今月は調子が良いです。
今回のテーマは2年前のサンレコウィークで公開された有村さんのサンプリング作曲の実践。ただし、リリースを切らないボーカルチョップは真似できない(手間がかかりすぎる)ので、オケ部分のみSplice素材のサンプリングで完結させることを目指した。
サンプリング主体で曲をつくると最初からサウンドデザインが済んでいるため楽なのだが、素材ありきでパズル的に組み上げることになるため曲の方向性やジャンルが行方不明になりがち。今回も序盤は迷子になりかけた。有村さんはこの辺どうしてるのだろう。
夜はZepp Hanedaでtofubeatsを見る。

KREVAを始めとする豪華ゲストが次々と発表され、ハレ系の雰囲気だったら嫌だな…と謎の不安を感じていたが、MC無しで最初から最後までぶっ続けで曲を流すというクラブ仕様で大満足だった。中盤は照明を落として、下の動画で見れるようなグリッチを掛けまくる暗黒パートなどもやってくれて嬉しかった。
20250201
毎年恒例、恵比寿映像祭がスタート。例によって気になる上映が多く何度も通うことになりそう。
3Fの展示を幾つか見つつ、1Fの映画館でブリトニー・スピアーズの後見人問題など制度の欠点を広告的なタイポグラフィで告発する「トニー・コークス」や、サッフォーの詩に連想ゲーム的に映像を着けるマティアス・ピニェイロの「You Burn Me」を見た。
マティアス・ピニェイロ本人が来日しており上映後にトークショーがあったが、制作に使用したスクロールを客席に広げながら解説するなど大暴れ。サフォーの原著と「You Burn Me」というタイトルの差異への質問から始まった翻訳不可能性との向き合い方の話は興味深かった。

20250203
スティーブン・ユニバース ロスから抜けるために「我らクリスタルジェムズ」を耳コピ。
いつも音色選びに時間がかかるのだけど、今日はminilogueを使ったらすんなり完成した。ベースはデカいほうがカッコいい。
参考資料を集めている最中にこんな分析動画を見つけた。
「我らクリスタルジェムズ」のコード進行はⅠ→Ⅲ→Ⅳ→ⅳなので、ダイアトニックコードとノンダイアトニックコードが交互に登場することになる。この不安定さがこの曲をエモーショナルにしているとのこと。
言われてみると数ヶ月前に耳コピした「オレンジスケール」のAメロも同じ仕組みだ(あれは分数コードで不安定にしてたが)。簡単に真似できるテクニックなので使ってみたい。
20250209
風邪を引いて喉が痛い…。誤魔化しながら仕事をこなしなんとか週末に辿り着いた。
日曜はだいぶ具合が戻ってきたので2度目の恵比寿映像祭へ。
今日は2Fを見つつ、《冬の庭》+《3つの5windows》、新千歳空港国際アニメーション映画祭セレクションを見る。
新千歳空港国際アニメーションは今年も良い作品が多い。ツァイベイ・ツァイ《Sliver Cave》、ステファン・ヴィユマン《A Kind of Testament》が印象に残ったが、感想を書く元気がない…。気が向いたら後で書き足します。