20251125
楽しみにしていたhikariのMVだが、開始2分で飽きてしまっている自分のシビアさに驚く。先日、川田十夢さんのMVをかなり褒めていたけれど、それでも同じ現象は起きていた。
大した話ではなく、世の中に出回っている映像がいかに意図で満たされていたかを突き付けられているだけではある。ただゲームをオープンワールド化しただけでは虚無で、プレイヤーが歩きたくなるデザインが組めているかが大事みたいな話。
ここでmalloonさんの映像を見てみよう。はい面白い。
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Live12.3がついにリリース。
ステム分離はなかなか高速で動く。ギターやピアノが独立枠でなくその他にまとめられるのはAbleton感ある。ここが解決されるまでは既存サービスに頼る機会はまだ多そう。

Splice統合機能はコード進行も含めてぴったりのサンプルが選ばれるようになった気がしたが合っているかな。StudioOneと同等だと嬉しい。
20251127
仕事が変化したことで在宅勤務できるようになったのはいいが、運動不足で身体が硬くなっている自覚がある。健康のために中山きんに君の世界で一番楽な筋トレを毎日一回やることにした。
「楽」はもちろんフェイクでめっちゃ汗をかきます。
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「名古屋作曲の会」のブログを漁っていたら榊原さんの学園祭ライブの動画を見つけた。学祭でHASAMI groupは最高すぎる。
20251129
諸々がスケジュール通りに進んでおらず焦る。その癖、蓮沼執太の年末ライブのチケットは抑える。大丈夫だろうか。
会期の終わりが近いので写真美術館へ。楽しみにしていた新進作家展から見ていく。
これはスクリプカリウ落合安奈の5面プロジェクション。


5つのスライドをどうやって同期しているのか観察してみたが、5機ともセットできる写真の数が同じなので、「せーの」で動すことで揃えている模様。つまりこの作品1周分の長さは機械の都合で決まっていて、作家はページ送りのタイミングによるリズムだけを決定しているらしい。
そしてそのリズムは結構早い!5面もあるので鑑賞者は首を振る必要があり、見逃す。そこから生まれる儚さや残響感を狙っているように見えた。
甫木元空もリズム繋がりで気になる作品だった。余命宣告された母との生活を収めた写真が、二つ連結されて展示されている。

よく写真集は左右のページに何を配置するか、ページをめくった時にモチーフをどれくらい変化させるかでリズムをつくるものだと言われるが、そういった面白さをキャンバスに持ち込んだ作品と言えそう。
B1Fのペドロ・コスタは、正直に言って楽しみ方が分からないまま終わってしまった。時間帯も悪く1Fでの映画の上映も行けず。どういう作家だったのか別途調べてみようと思う。