20251130

20251130

ボーカロイドの現在地を読んだ流れで韓国出身のTAKの曲を聞いてる。

これバイレファンキ…?

「めざせモスクワ」や「コロブチカ」とかのロシア民謡ぽさも入ってる気がする。そのパートではビデオゲーム風の映像が入ってるのを見るに、柊マグネタイトの「テトリス」以降っぽい想像力が働いている気もする。

でもやっぱりTAKは日本語の使い方が絶妙に変なところが一番の魅力と思う。

(それを面白がっていいのかという問題はありますが。でもメロディに言葉を当てはめる文化自体が変じゃん?)

「Chasing Light」のBae Sang Hyunの新作が発表された。流石に一筋縄では行かない外見をしている。というかゲームメカニクスがさっぱり分からない。

Hyun氏は韓国でIndependent Game Developers Guild Festivalというゲームイベントを開催しているが、これもアートスペースをレンタルして作家主義的な尖ったゲームをキュレーションするコンセプチュアルなイベントだった。

https://jp.ign.com/games/66106/feature/igdgf

発売予定は2年後とのこと。

「Öoo」をプレイ。しかし序盤だけ触った感触では首を傾げてしまう。

言葉を使わずにプレイヤーにルールを理解させる手際は超一流な一方で、そもそもこのパズルアクションを通してどういった体験をプレイヤーに与えようとしているかが分からない。「PORTAL」ならどこでもドア的な異次元のオーパーツを扱う奇妙な感触を、「I.Q」なら巨大な立方体に踏みつぶされるという理不尽な世界(トーン)を描く。でも「Öoo」はパズルアクションのクリシェを見せることそのものが目的のデザインに見えてしまう。

最後まで遊べばちゃんと回答があるのかもしれないが、モチベーションが既にだいぶそがれていてそこまでたどり着ける自信がない…。