20260208

20260208

アサヒさんが最近SuperColliderの動画を上げている。

以前はSuperColliderに強い興味があったのだが、ライブを経験してからその気持ちが一気に消えてしまった。恐らくただコードで音を鳴らすだけでは自己満足で終わってしまうことが想像できるからだろう。ピアノフェイズを再現するだけなら自分の場合ビジュアライザーを作った方が面白くて(モアレの可視化はやりがいがある)、コーディングだからこそ鳴らせる音楽を追求すべきと思う。


早起きして雪の中投票を済ませる。天候が悪かろうと人の数は変わってなかった。そのまま引き篭もりたいところだが、掛川でライヒのDrummingを見るためにJRへ。駅のホームに立っていると強風で雪が顔にかかり冷たい。佳境を乗り越えた自分へのご褒美としてチケットを買ったはずなのに試練と化している。。

自分がライヒを好きになったのは最近で、生で演奏を見るのはこれが初めて。長らく良さが分からなかったが、コーネリアスのPointや蓮沼執太フィルを長年聞いているうちに食べられるようになった。

アンプリファイ無しでコンサートホールの生の響きで聞くライヒは厳格な雰囲気があり、演奏者のみならず鑑賞者も余計な物音を立てられない緊張感があった。モアレに耳を澄ませるので緊張感が和らぐ瞬間がなかなか訪れない。演奏中に誰かが鼻をすする音もハッキリと分かる。とは言え心地良い音楽なので身体を揺らしながら聞いてしまったが。

生で聞いて感動するのはフェーズの節目でのベロシティの変化で、クラシックは強弱が命という話は知識では知っていたが、ようやく自分の身体で理解できた。Drummingはレイヤー数が多い楽曲だが、各パートが他の人に主役を譲るときにスッと音を弱めてスペースを空ける姿が印象的だった。

Drumming演奏後におまけがあり、観客の拍手から繋げる形でClapping Musicが始まった!まさに先日Clapping Musicシーケンサーを作りながら手拍子を練習していたばかりだったので、あまりのタイムリーさに感情がぐちゃぐちゃになってしまった。

https://ainamoor.itch.io/clapping-music-sequencer

毎日コツコツ積み重ねてきたものが伏線回収のように何かに結びつくことが稀にあるが、たった1週間で何かが起きるのは早すぎて笑ってしまう。格好つけずに難易度の低いずれない方のリズムを担当した。Drummingの緊張感が高かったのもあり、最後に観客と交流して暖かく公演を閉じるのは素晴らしい施策。ミュージッキングという概念を思い出したりした。

予約していた新幹線まで待ちがあったので掛川城周辺を少し散策してから帰った。人は天守閣があると登る。


選挙の日の夜はいつも暗い気持ちになるので、J-WAVEのUday特集を聞いて緩和。すると野口文が「選挙の結果が芳しくなくてですね…」とぶっちゃけていて笑った。生放送だったらしいが、ユザーンのタブラ演奏がしっかりステレオで鳴っていて関心する。

タブラは片方を叩くともう片方も共鳴する楽器なのだと最近聞いた。定番のプラグインが無いのは打ち込みでの再現が厳しいのが理由だろうか。

20260209

Wii Musicが届く。

プレイヤーにアドリブをさせる設計思想は素晴らしいが、リモコンを振っても判定に入らず音が鳴らないことが多いのが致命的に感じる…。BPMの速い曲で16分を打ち込むとズレたり音が抜けたりする。到着前に見ていた宮本さんのプレゼンテーションが魅力的すぎたのもあってちょい落胆。

20260210

「マッドマックス フュリオサ」を見た。ジョージ・ミラーは「アラビアンナイト」の落ち着いたトーンが好きだったのもあってフュリオサはスルーしていたが、実はその流れを汲んだ静かなマッドマックスだった。先日見た「28年後」と同じく、悪党にも悪党なりの知があり、それに案外抗えないという描画に今を感じる。