20250510

20250510

週末なのに雨が降っており出かける気分にならない。

GWに耳コピしていたICOのHealを仕上げる。

いつもそうだが、soundcloudにアップした後に「音が飽和しすぎじゃない?」と気づく。制作中は不安になってどんどん帯域を埋めてしまう。。

20250511

今日は晴れた。

菊川からふらふら散歩しながら錦糸町の無人島プロダクションへ。

「引き倒し」の作品で有名な加藤翼の個展だが、過去作からは想像もつかない、人形をモチーフとしたジメッとした内容に驚く。

コロナ禍にて介護施設で過ごす祖母とガラス越しにしかコミュニケーションを許されなかった経験と、日本に「美術」の概念が持ち込まれたとき日本人形をガラスケースに入れることで「鑑賞物」へ変容させたという歴史からインスピレーションを受けた作品。作家が子どもを授かったことも大きな影響があるようで、あらゆる面でドメスティックな印象。

前回の小泉明郎と連続して、無人島プロダクションでは物質的な作品の制作が続いている。

本当は適当な映画館でパディントンを見るつもりだったが、良い時間の回がなくLOVEファッション展を見ることした。

長谷川白紙のファーストテイクで印象的だったケイニノミヤを見つけて興奮。

その後ろではバレンシアガの「ビデオゲームの世界から飛び出してきた風甲冑」が映像と共に展示されていた。いつものバレンシアガ。

ファッションがテーマながら、さらっとティルマンスの壁が見れてしまうなど贅沢なキュレーション。(写真と言えば他のエリアには澤田知子もある。東写美と展示被り。)

前から気になってきた原田裕規の「やっぱり世の中で一ばんえらいのが人間のようでごいす」が見れたのもラッキーだった。

20250505

20250505

明日から雨と聞き、今のうちと写真美術館へ。5月なので新しい年パスを購入する。

鷹野隆大の個展を見るのは初めてだが、初期の「IN MY ROOM」の面白さに対して平凡な都市風景を撮った近作はかなりとっつきにくい。会場にわざわざベンチを用意するなどこのコンセプトに本気であることは伝わってくるが・・・。

3展すべて見たが、コレクション展の不易流行が最も素直に楽しめた。

帰宅後、AMCJ#061「MIDIコン開発入門」のアーカイブを見ながらRaspberry Pi Picoを組む。

たった3時間でボタン、ディップスイッチ、ノブを搭載したコントローラーが完成するという濃密な内容。ノブ2つと来れば当然アシッドベースをやりたくなるが、ケーブルが干渉するわ、そもそも音楽用のノブでないのでスムーズに回せないわでこのままでは実用性は無い。調べてみるとM5Stackの「UNIT 8ANGLE」がよく名前に上がっているが、自分の好みとしてはminilogueに付いているようなデカいものが欲しい。この辺りに拘りだすと時間がじゃぶじゃぶ溶けそう。

20250506

天気予報通り雨なのでゆっくり家で過ごすことにする。

GW中にコピーしていた「毎日」を仕上げてアップロード。

アレンジがないただの耳コピになってしまったが、習作としては十分。次に機会があれば米津玄師らしい異物感を出してみたい。

だいだいGWでやりたかったことは済ませたが、Blendo Games最新作の「Skin Deep」がリリースに漕ぎ着けたというニュースを知り、慌ててプレイ。

ハッキングアクションに注力していた「Quadrilateral Cowboy」に対して、今作は「Dishonored」のようなステルス・イマーシブシムの模様。とうとう人間のデザインが四角でなくなってしまった・・・とがっかりしたが、救出対象の猫はきちんと四角だった。

Annapurnaがパブリッシャーについたことで日本語字幕がついたのはありがたい。ただチュートリアルが過去最高に丁寧すぎて眠いという欠点も。

20250504 東京ゲームダンジョン8、Mary Had a Little Lamb

昨夜、遅くまで「違う星のぼくら」をプレイしていたのもあって寝坊してしまった。少々身体が重いが、浜松で開催されている東京ゲームダンジョン8へ行く。

盛況すぎて触れずじまいになったタイトルも少なくないが、印象に残ったものをメモしておく。

CRAZY SONIC/Hiroshi Ideno Presents

Playdateがある!!と興奮して並んでしまった。

実験的なハードながら「CRAZY SONIC」の内容は非常にタイト。クランクの回転で車を加速するインタラクションが気持ちよく感じられることに全集中した作り込みに唸らされる。Playdate作品を手掛けるのはこれで2本目とのこと。

Stellagate

ワープゾーンの幻惑的なビジュアルに眼を惹かれるパズルアクション。どうやったらこんな絵が実装できるのか自分には想像もつかない。レベルデザインも丁寧で全てがエレガント。これが大学生のサークル開発作品って本当ですか?

Mountain Lomyst/HIKO GAME

残念ながら常に人が居てプレイできず。自身も2D登山ゲームの開発経験があるので仕様が気になって後ろから眺めていたが、壁をよじ登れるのは同じで、フックを使うことで横方向や上方向への移動を可能とするデザインだった。「海腹川背」的な派手なアクションではなく、正しいルート取りをじっくり考えさせるパズルアクション的な方向性にしているのに共感。

The Doppel/Nerdrinkers

追跡者から逃げながら進むパズルプラットフォーマー。追跡者の動きが実はレースゲームで言うところのゴーストであり過去の自分との追いかけっこであるところがミソ。かつてSuper Time Force Ultraが実現していたようなワンダーがある。

こふんはいきている/CAVY HOUSE

あまりゲームのコンセプトと関係ない話で申し訳ないが、移動範囲は公園のみとし、濃密なインタラクションを10分でこなして体験版が終了するという設計に熟練の開発者の凄みを見た。

エデン・スキマータ

ゲーム開始直後にリッチなアニメーションが入り驚いたが、本編は正統派のポイント&クリックADVという印象で、ゲームデザインの独自性の部分が見えなかった。フル版ではシナリオ面での盛り上がりがあるのだろうか。


5時頃まで会場に居たが、これだけで帰宅するには早すぎる時間。

ソニーイメージングギャラリー銀座に寄って、木村伊兵衛写真賞を取った長沢 慎一郎の「Mary Had a Little Lamb」を見る。

長沢さんは小笠原で写真を取り続けてきた人で、前作「The Bonin Islanders」は自分もT3で見ている。今作は父島の格納庫を取り扱っており、かつてここにはアメリカ軍が持ってきた核弾頭(通称”メリーさんの羊”)が保管されていたとのこと。

紙の写真集版と異なり、格納庫の壁を構成する銅板の色がくっきり出ていて全く迫力が違う。やはりサボらずに生で見ないとダメだなと思う(逆に言えば写真集での審査でよくこの作品を選べたなとも思う)。ギャラリーの鈍い空調音と暗い照明も相まって不安を煽られる良い展示だった。

20250427

20250427

今年のGWは非常に中途半端で、4連休が2度に分けてやってくるという使い辛い日程。

M3に行こうと思っていたが、太田市美術館・図書館で原田 郁のアーティスト・トークがあると聞き、急遽群馬へ。

「からまりしろ建築」を堪能したので写真を貼りまくる。

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KYOTOGRAPHIEを見る。雨。。

20250429

神戸。六甲山へ。

20250301

20250305

見事にインフルA型に罹患!しばらく倒れてました。

39度の熱も辛かったが、喉の痛みから唾が飲み込めず、寝て休むことすらできないのが一番しんどかった。身体が弱くなっているのか、病気にかかると毎度重症化しているのが気がかり。

回復したので新しいゲームを始めた。モンハンワイルズ!!

モンハンはPSP以来だが、NPCの背中を追いながら散歩するパートが入ったりと、完全に大作アクションADVの文法に変わっていて狐に化かされたかのような気分。現代のモンハンはこんなことになっていたんですか・・・?

非常に楽しんでいる一方で、メインクエストをクリアした途端にゲーム側からの誘導が一切無くなり、何をしたら良いのか分からなくなってしまうのには困惑。ここまで満足度が高かった故に気付けなかったが、開発が混乱していたタイプのゲームに有りがちな歪さを抱えているようにも見えた(なんとなくFF15を思い出す)。

20250311

最近ギターの練習をサボりがち、というより何をしたら良いのか分からなくなって手が止まるという状況だったので、Fender Playを契約してみた。月2400円という強気の価格に最初は怯んだが、逆に元を取らねばと強制力がかかるおかげで、今のところサボらず続けられている。

高いだけあってUXは素晴らしく、興味のあるジャンルに合わせてカリキュラムが自動カスタマイズされる、基礎練の合間に有名曲のリフ練習が挟まるなど、初心者がギター練習が嫌になる瞬間を先回りして潰すよく理解っているつくり。またDTMに戻りたくなったら解約すればいいので、しばらくはこのアプリで頑張っていきたい。

20250315

ガリレオガリレイのガーデンシアターライブを見に行く。

ガリレオを熱心聞いていたのはまだ地元に居た10代の頃で、ライブを見る機会を得られないまま解散したことに落ち込んだが、まさかの再結成でチャンスがやってきた。

今回はアルバム「BLUE」のリリースにかこつけたライブなので、正に解散前の曲が中心。エレクトロニカ寄りだった「PORTAL」の曲はあんまりやらないかな…と思いきや全アルバムから満遍なくピックアップするセットリストで聞きたいものは大体聞くことができた。

BBHFが身体に浸透した状態で聞くと、GGはインディーロックをサリンジャーを依り代にして短編小説的に触れられるようにするコンセプトが妙に印象深かった。音楽を音楽のまま楽しむことが難しい日本人(つまり10代の頃の自分)にとって聞きやすいバンドだったのは間違いない。バンプ、アジカン、サカナクション、YOASOBIと、日本でポピュラーに受け入れられるバンドはこういったフックを周到に仕込んでいたのかもしれないなと思う。

帰ってからも熱が冷めず、「老人と海」をコピーした。「PORTAL」のエレクトロポップ感が好きなので、作業中に手が滑って購入したSerum2でほとんどのトラックを作った。

20250320

スプリットフィクションをクリア。ジョセフ・ファレスまだまだやれるやん…。

過去作を全てプレイしてきた人間からすると、前半6割くらいは「It takes two」から進化が見られず「駄作・・・?」と不安になっていたが、実は新しいアプローチは全部後ろに詰められていて、二次関数的にテンションが上昇するというイカれた構成でした。とは言え、未だ最高傑作は例の大ネタを披露した「A Way Out」で、なかなかそこは超えられないんだなと難しさも感じる。

20250322

花粉に怯えながら「ウィキッド」を見に行く。

2部作にしたせいでキリの悪い終わり方になっているが、非常に楽しめた。舞台の内容をあえて調べないまま来たが、「オズ」の世界観は実はおまけで、スクールカーストやルームメイトとの友情を描いた学園物であることに驚いた。

見終わってまず思ったのは、実質主役であるはずのエルファバの印象が薄く、スクールカースト最上位でほぼ悪役であるグリンダの華やかさに目を奪われてしまうこと。演じているアリアナ・グランデのキレッキレなダンスと歌唱があまりにも画面を支配しすぎている。特に「ポピュラー」の多幸感には笑いが出そうだった。やはりミュージカルは動いたもの勝ちなので、シナリオ上では感情移入の対象になっているはずのエルファバがここまで引っ込んでいるのは演出プランが良くないんじゃないかと思う。

他にもエルファバは割を食っていて、映画を締めるオズに反乱するくだりは、エルファバの性格を思うと「まぁこうなるだろうな」と予想できる展開で、実はドラマになっていない(part1で一番のドラマは水と油だったはずの2人がダンスを通じて親友になってしまうあの場面)。ここを映画のクライマックスと位置づけて派手に描かれたこと自体がエルファバにとって損なのではないか。

とは言えこれは構成上の問題なので早く続きが見れればそれでOK。海外でもpart2は公開されておらず、part1も日本だけ配給が遅れたことを踏まえるとまだまだ先になりそう。

こうやって見返すとグリンダは後ろのモブがダンスを補強してくれるのがズルい!やはりスクールカーストは最強。ポピュラーであれ。

20250323

引っ越し先を探して今日も散歩。だんだん面倒くさくなっているのが本音だが、家賃を下げないと泣くのは未来の自分なので動き続けなくては。楽しみがないとやってられないので、帰りに「のび太の絵世界物語」を見た。

ドラ映画は定期的に配信で新作をチェックする習慣があるが、わざわざ映画館に出向いたのは最高傑作である「ひみつ道具ミュージアム」の寺本幸代が監督に10年ぶりに復帰したから!間ではあにめたまごの「レベッカ」というオリジナルアニメの企画もあったようだが、公開方法が特殊すぎて見れず。

まだ頭の整理がついていないが「ひみつ道具ミュージアム」に並ぶ傑作で、終盤で起きるあるイノセントな展開では突然涙が出そうになって慌ててしまった。目を真っ赤にして子どもたちで溢れる劇場を出るのはちょっと恥ずかしすぎる。

本作はとにかく「粋」で、子どもをナメずに、残酷さを隠さないまま前向きなメッセージを発信する姿勢に心打たれた。終盤は別れが多く、絵世界の生まれであるチャイは消えてしまうし、火山活動によりアートリア国自体ごと登場人物達が全員死んでしまうことが確定している。(映画館が明るくなった後、チャイが消えてしまった悲しさを母親に訴える子が居た。ちゃんと伝わっている。)悪役の時空犯罪者が火山活動で国の遺産が消えることを理由に美術品の窃盗を正当化するシーンがあるが、子どもであるのび太がこれをしっかりと否定してみせるなど、大人の欺瞞に騙されずに正しい判断ができるようになって欲しいというメッセージを感じた。他にもしずかちゃんとジャイアンだけで時空犯罪者の嘘を見抜くシーンが用意されておりと、実はこれが裏テーマではないかと思う。その残酷さの一方で、「絵をかくこと」「絵を見ること」が今を前向きに生きる力をくれるというセンス・オブ・ワンダーな展開で物語が閉められており、ここで自分は泣きそうになってしまった。

ちょっと冷静に前作との比較もしておくと、「ひみつ道具ミュージアム」が素晴らしかったのは「子供のための映画」を徹底していることで、登場人物の説明台詞が始まると子どもたちが退屈しないように獣化したドラえもん(そういう設定なんです)を後ろで騒がせて注意を引くなど、そういった配慮が映像作品としての面白さを高めてしまうという奇跡的な現象が起こっていた。今作はそういった映像的な面白さは若干退行していたが(とは言え序盤の工事現場のシーンやいきなりミノタウロスは最高)、重度のドラえもんフリークである監督らしい、ひみつ道具が生み出す想定外の化学反応や、「タイムパトロールぼんを見てないと分からなくない!?」とツッコミたくなる次元ホール、タイムパトロール、時空犯罪者が絡む複雑なプロットなど、情報量の多さで間を持たせるオタク気質な作品だった。その辺りのせいで一般。

20250329

「Slay the princess」クリアしました!

なんもわからん・・・。

夜は恵比寿でパソコン音楽クラブと柴田聡子の対バンを見る。「虹」カバーの多幸感よ。

20250330

「ミッキー17」を見ようと錦糸町を歩いていたら花見客で公園が占拠されていた。地元では身近な公園で花見をするという文化が無かったので毎度新鮮に見てしまう。(田舎に住んでいると休日は車を飛ばして遠くの名所に行きたくなる)

映画はポン・ジュノのフィルモグラフィー中ではパッとしない方でトボトボ帰る。。でも吹替版のミッキー(演・成河)のへっぽこ感にはニコニコ。

itch.ioのフィードを眺めていると、alienmelon氏が文章をアップされていたのに気づく。

https://itch.io/blog/913864/why-making-art-matters-we-no-longer-have-a-type-of-industry-where-we-can-chase-financial-success-we-can-only-sustainably-fail

資本主義を強固に内面化したゲーム開発者・ゲーマーには私もうんざりしているので、ただ首を縦に振るばかりだったが、「持続的に負け続ける」というのは良いスローガンと思う。

20250211

20250211

3度目の恵比寿映像祭。が、疲労で朝から身体が重い…。今年はこれで最後にしよう。

角田俊也のパフォーマンスを見るつもりだったが整理券が切れており出鼻を挫かれる。展示室の音漏れから概要だけさらいつつB1へ。

一番奥にあった劉玗の《If Narratives Become the Great Flood》が今年一番のお気に入りになった。例えが悪くて申し訳ないが、化物語的なタイポグラフィ&CGを使って人間が登場する以前の神話世界をミニマル&プリミティブに表現するというもの。スクリーン前に置かれた土偶のようなオブジェクトを使ったプロジェクションマッピングも完成度が高くカッコいい。よくぞこれを日本に持ってきてくれた。

その一つ隣の部屋にあった斎藤英理の8ミリフィルムも良かった。ただただ美しい風景に見惚れてしまうが、なぜか人間関係の鬱屈にまつわるナレーションが乗っているのがユーモアがあって良かった。

最後に1Fホールで牧野貴《100年》×渡邊琢磨 弦楽五重奏ライヴを見る。

勉強不足で牧野貴さんのことを知らなかったが、The Intimate Starsにくらってしまう。特にOPに映る粒子の映像が印象深いが、暗室などの完全な暗闇に居る際に火花が見える経験の再現とのこと。瞼をつむると見えるチカチカしたあれのことだろうか。

20250215

森美術館のマシン・ラブを見る。

なかなかしんどい部分もあったがそれは後回しにして、良かったのが「デリバリーダンサーズスフィア」。Uberを思わせる配送サービスが現実の地形を無視した実現不可能なルートを配達員に提示する現象を、二人のキャラクターの対立として描く映像作品。あるシステムに触れ続けることで幻視する手触りを人間という形で描いているのがツボだった。(lainオタクっぽい感想)

キツかった部分として、ビデオゲームの均質的な仮想空間を、郊外の風景と絡めて語る作品が多すぎる。作品自体は良いが、六本木の森タワーという場所で郊外をネタにした作品を眺めるという構図の悪趣味さに腹が立ってしまった。田舎出身のお上りさんなのでね…。

20250222

東京寒い。

でも京橋へ。ENCOUNTERSを見る。

歩いてみると意外と知っている人・作品が多い。永田康祐、花形槙、大村高広…。文化庁からうまいこと資金調達しているクリエイターは多いのだなと知る。

そういえばコロナの頃にin the blue shirtが運営していたトマソンスタジオに文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」を適用できたという話もあったし、自主活動だとしても意外と国はお金を出してくれるのだったと思い出す。

何気にビデオゲームもいくつかあり、フツララさんのCultureHouseも声優さんの吹込み資金のために申請したらしい。

驚いたのは榊原寛の新作、『歴史の終わり』。UEの背景アーティストという認識だったが、今作はオープンワールド&シミュレーションというnot walking simulatorなジャンルに挑戦している。意外となかったタイプの手触りで好印象。頑張って完成させて欲しい。(アドバイザーがさわやかさんなのは笑ってしまった。批評家の助言って作家にとって助けになるのだろうか)

3時間かけて展示をチェックしたが、特に印象に残ったのは池添俊のスペクトラム。統合失調症患者の家族へのインタビュー映像と思いきや、視聴者を混乱させる意図不明のカメラワークや編集により定位感が失われて頭が痛くなってくる。だがそれが良い。

最後に藤堂さんの犬ロボットを見て帰ろうとしたが、人が多すぎてあまり見えなかったのが残念。子供の頃、帰り道にこういう凶暴な犬居たな…というフィーリングは受け取ったのでOKとする。

2025023

世田谷へ。森薫と入江亜季の原画展を見る。

圧倒…。

これまで好きな漫画家の原画展へ行っても心が動かなかったことも多々あり(荒木飛呂彦とか)、そのときその漫画のどこに惹かれていたのか自覚し直す。

その点森薫と入江亜季の二人は、生命力が込められた絵が魅力の殆どを占めるヤバい作家なのだと改めて理解した。心なしか他の来客者の熱量も高いように見えた。(帰り際に作家のQ&Aコーナーのパネルを写真に収める人がやたら多い)

売店で珈琲とフレグランス(入江亜季の友人がやっている店とのコラボ)を購入。

この珈琲を飲みながらイラストを眺めていると、Lo-Fi Hip Hopの気分になったのでサクッとつくってみる。

人間の気配を出したくなかったので、上モノは加えず、代わりに周囲の環境音が少しずつ変わっていくアレンジにした。そういえば初めてLiveで制作した曲もこんな感じの環境音を主役にしたビートものでした。

2025024

SIGMA Bf欲しい。欲しすぎる。私が金を持て余した中年なら即買っていたでしょう。

とは言え、自分の所持してるカメラはピーキー過ぎる性能であるdp Quattroのみであり、安心して使えるものを以前からもう一台確保しておきたいと思っていた。第一候補がSIGMA fpだったのだけど、その上位互換が登場してしまったのであえて古い方を選ぶ選択肢はない。

今は冷静な判断が出来ないのでしばらく寝かせる。とは言え4月には発売なんですが。

NIA編が登場したので少しずつ学マスを再開しているが、強化期間パフのおかげでついにFINALEを初クリア!手毬さんでした。

20250131

20250131

また1曲完成。今月は調子が良いです。

今回のテーマは2年前のサンレコウィークで公開された有村さんのサンプリング作曲の実践。ただし、リリースを切らないボーカルチョップは真似できない(手間がかかりすぎる)ので、オケ部分のみSplice素材のサンプリングで完結させることを目指した。

サンプリング主体で曲をつくると最初からサウンドデザインが済んでいるため楽なのだが、素材ありきでパズル的に組み上げることになるため曲の方向性やジャンルが行方不明になりがち。今回も序盤は迷子になりかけた。有村さんはこの辺どうしてるのだろう。

夜はZepp Hanedaでtofubeatsを見る。 

KREVAを始めとする豪華ゲストが次々と発表され、ハレ系の雰囲気だったら嫌だな…と謎の不安を感じていたが、MC無しで最初から最後までぶっ続けで曲を流すというクラブ仕様で大満足だった。中盤は照明を落として、下の動画で見れるようなグリッチを掛けまくる暗黒パートなどもやってくれて嬉しかった。

20250201

毎年恒例、恵比寿映像祭がスタート。例によって気になる上映が多く何度も通うことになりそう。

3Fの展示を幾つか見つつ、1Fの映画館でブリトニー・スピアーズの後見人問題など制度の欠点を広告的なタイポグラフィで告発する「トニー・コークス」や、サッフォーの詩に連想ゲーム的に映像を着けるマティアス・ピニェイロの「You Burn Me」を見た。

マティアス・ピニェイロ本人が来日しており上映後にトークショーがあったが、制作に使用したスクロールを客席に広げながら解説するなど大暴れ。サフォーの原著と「You Burn Me」というタイトルの差異への質問から始まった翻訳不可能性との向き合い方の話は興味深かった。

20250203

スティーブン・ユニバース ロスから抜けるために「我らクリスタルジェムズ」を耳コピ。

いつも音色選びに時間がかかるのだけど、今日はminilogueを使ったらすんなり完成した。ベースはデカいほうがカッコいい。

参考資料を集めている最中にこんな分析動画を見つけた。

「我らクリスタルジェムズ」のコード進行はⅠ→Ⅲ→Ⅳ→ⅳなので、ダイアトニックコードとノンダイアトニックコードが交互に登場することになる。この不安定さがこの曲をエモーショナルにしているとのこと。

言われてみると数ヶ月前に耳コピした「オレンジスケール」のAメロも同じ仕組みだ(あれは分数コードで不安定にしてたが)。簡単に真似できるテクニックなので使ってみたい。

20250209

風邪を引いて喉が痛い…。誤魔化しながら仕事をこなしなんとか週末に辿り着いた。

日曜はだいぶ具合が戻ってきたので2度目の恵比寿映像祭へ。

今日は2Fを見つつ、《冬の庭》+《3つの5windows》、新千歳空港国際アニメーション映画祭セレクションを見る。

新千歳空港国際アニメーションは今年も良い作品が多い。ツァイベイ・ツァイ《Sliver Cave》、ステファン・ヴィユマン《A Kind of Testament》が印象に残ったが、感想を書く元気がない…。気が向いたら後で書き足します。

20250119

20250119

in the blue shirt ✖️ 蓮沼執太のライブを見るために京都へ。

京都を歩くと東京にはない静けさと平らな道が楽しくて、ずっと散歩していたくなる。

サクッと適当な店で昼食をとってから、ギャラリー「PURPLE」へ。イ・スンヨルの写真を見る。

ネット上で探してきた建築物の写真を元にミニチュアで再現してからもう一度写真で撮り直すという工程を得ることで、新しい質感の平面芸術が生まれるという作品。吉田志穂もそうだが、この手の変換式を噛ませるような表現を自分は好きなことに最近気づいた。

展示と関係ないが、お店は雑居ビルの3Fにあり、2Fにあるダンス教室の音が漏れて聞こえてくるのが面白い。京都は高い建物を作れないので空き場所がなく、こういったミスマッチが生まれるのかもしれない。不思議と不快感はなく、東京のマキシマリズムに飽き飽きした自分には、真逆の保守的な京都のシステムから生まれる許容性が羨ましい。

ショップの写真本は非常に充実しており、特に赤赤舎の本がよく揃っている。海外から買い付けた傷物写真本の安売りコーナーがあったのも面白かった。東京のナディッフでは手に入らなそうなZINE的な本を中心に購入。いい買い物だった。

そういえば任天堂ショップの京都支店ができていたなと歩いて高島屋へ。

渋谷と違って人口密度低めでゆっくり品物が見れる。とはいえ持ち帰りたいと思えるものが殆ど無いな・・・、と帰ろうとしたところで任天堂ハードを模したガシャを発見!1回だけ回してこれをお土産にすることにした。(GCのCスティックが出た)

次は美術館エリアへ向かうが、早めの夕食でうどんをいただく。

京セラ美術館はすり鉢状に凹んだ地下エリアから入場させる建築に痺れた。今は蜷川実花の個展をやっていたが興味がない。トライアングルという無料展示スペースで「坂本森海:火と土と食べたいもの」だけ見て帰る。陶芸とクレイアニメを融合した映像&立体作品でこっちの方が私の好み。

その後隣の国立近代美術館のコレクション展へ。目当てはモンドリアン!何度も見ている気がするが一年に一度は会いたくなる。

たまたま見つけたパターン画が面白く写真を撮る。コロマン・モーザーの作品。

いつの間にか周囲は真っ暗になっている。良いバスがなく徒歩でメトロへ。途中知らずに熊野寮のあるルートを選んでしまいタテカンにおののく。

メトロは有名だが一度も訪れたことがなく、地下鉄通路からアクセスする導線に驚く。

Open時からDJがあることを知らず、18:00からのライブ開始直前に到着したせいですでに有村さんがプレイしている。

メインステージに蓮沼、通路側サブステージに有村が陣取る2ヵ所構成で、ライブに向けて奥に詰めていくと自然に有村さんの目の前に立つ位置に来てラッキー。

蓮沼曲をin the blue shirt風にアレンジした曲が次々に飛び出す。環ROYや羊文学など、トラック提供やアレンジで参加したものも含まれていた。機材を覗きたかったがステージが高く見えず。未だに「マシンライブ」が何なのか分かっておらず、勉強しないとあかんなと思う。終盤カオスパッドを触っているのが見えたが、あれはシンセリードのメロディと音色のどっちを弄っていたんだろう?

後半の蓮沼編へ。MCでは「有村くんは自分に影響を受けたとのことだが、自分の2つの面のうちいま有村くんがやらなかった方をやろうと思います。」と説明。レコードを流しながらシンセやピアノを被せるunpeopleリリースライブ型のパフォーマンスがスタート。一気にシリアスなムードへ。unpeopleのリリース時に谷崎純インチロウ的な「陽陰」の「陰」の作品と説明していたが、MCの説明はそういう文脈とと自分は受け取った。いつの間にか照明も落ちてどんどんビートに没入。かなり踊れた。

次にピアノパートへ。

EMCシンセに一定の間隔で電子音を鳴らさせるも、それとは異なる非同期なテンポで「ストローク」の弾き語りを重ねる。複数の時間が同時進行する。

「METROに多分初めてピアノが搬入されたとのことなので、たくさん弾いておきます」と説明しながら本格的な弾き語りゾーンへ。ピアノオンリーでの演奏と、ビートを加えた演奏と、二段構成になっており、やはり一癖ある。

アンコールではようやく二人でのトークが入る。

蓮沼「有村くんの蓮沼執太フィルカバーがオリジナルよりバズっていた。」有村「本家は絶対越えられない仕組みになっているので・・・」

というやりとりに有村節を感じる。

実は学生時代に有村さんは蓮沼さんに会っていたらしい。互いに客演に呼ぼうとするもライブ、卒業制作、etc.でスケジュールが合わず今に至り、呼んでも出てくれない嫌な先輩みたいになっていたとのこと。このシリーズ企画でもvol.1に読んでいたが神戸の展覧会と被りNG。vol.2でようやくブッキングに成功したという経緯らしい。

最後に二人でピアノ&エレキギターでONEMANを演奏。即興風でゆるさのあるパフォーマンス。この二人が一緒に曲をやっているのを見て勝手に感動してしまう。

最後に次回ゲストが発表されたが原口沙輔で「えっ」と声に出してしまった。豪華すぎる。

蜻蛉返りで東京に戻る。家に着く頃には日付も変わっていて明日は仕事。しんど。

20250125

150年を見に池袋へ。絶妙にアクセスし辛い場所のため、久しぶりに都電に乗った。

予約時刻通りに着いたが、関係なく大行列に並ぶことになり焦る。それでも20分くらいで入場できた。

「惑星ザムザ」も見ているので布施・田中 布陣シリーズは2度目。今回は工事用足場で複数の建物を渡り歩くという構成で、九龍城を思わせる迷宮っぷり。

場の面白さが強すぎて肝心の作品に集中できないという課題は感じるが、建物内に放棄された物を作品内に取り込むことでギリギリ成立していると感じた。

(後日、本展覧会の参加者から主催へのハラスメント告発があるなどザワついている状況。現時点で真相は分からないが、少数気鋭だからこそ成立した企画であるのは間違いなく、クローズな空間の良い面と悪い面がはっきり出た結果になった。なんとかうまい仕組みを作り上げて挑戦は続けて欲しいところ。)

20240104

20240104

正月を実家で過ごして東京に戻ってきたが、やることがなくて暇になる。アーティゾン美術館の営業が始まっているのに気づき毛利さんの個展を見に京橋へ。

何かのトリガーを受けて別の運動に変換するマシンがそこら中に配置され、かつそれらがケーブルで繋がっている。会場全体が一つの生態系になっているという意匠らしい。

マシンは音を媒体に稼働するものが多く、サウンドインスタレーション的な趣もある。坂本龍一展やevala展とはいい意味でズレがあると感じた。

20250111

U-NEXTでとうとうスティーブン・ユニバースを全話見てしまった。テーマソングを口ずさみながら泣いてます。

もともとシーズン4までをプライムビデオで見ていたものの、それ以降がCATV型の配信サービスであるブーメランのみで公開されるという厳しい状況のため視聴できていなかった。つまり、デビルマンをオマージュした残酷展開の末にスティーブンとラースが宇宙に誘拐されるクリフハンガーを見てから、4年も待ちぼうけしていたことになる。

全て見終わって思ったのは、家族がもたらす良い面と悪い面の両方を描こうとした作品なんだろうなということ。

シーズンごとに藤田和日郎作品並みに風呂敷が広げられていくが、そこではクリスタルジェムズのみでなく、ジェムズの故郷=ダイヤモンドの帝国すらも、スティーブンの母であるローズが存在することで上手く機能していた”家族(組織)”であることが明らかになる。スティーブンはクリスタルジェムズの面々に愛されているが、その一方でローズの代役を求められており、その重圧に苦悩することになる。最終話の後、U-NEXTの自動再生で劇場版が勝手に再生されたのだけど、そのイントロで今度はスティーブンがダイヤモンド帝国の王にされそうになっている展開には背筋が凍ってしまった。見た目のキュートさに反して、真綿で首を絞められるような息苦しさを常に感じさせる恐ろしいアニメだった。

日本のクラシックアニメの「世界を救う戦隊」な設定を持ち出しているものの、暴力なく話し合いでドラマを決着させたり、クイアな要素を取り込む手法は、クリスティーン・ラブの「Get in the Car, Loser!」を思い出したりした。(クラシックなJRPGのフォーマットでクイアな物語を展開するインディーゲーム。近藤銀河さんのインタビュー記事が詳しい。https://jp.ign.com/get-in-the-car-loser/56725/interview/rpgget-in-the-car-loser)

20250112

ソフィ・カルを見に三菱一号館美術館へ。原美術館の「限局性激痛」以来。

キャプション芸を見て「ソフィ・カルってそういえばこうだったわ~」と記憶が蘇る。

新宿でつけ麺を食べてから新宿ビデオマーケットへ。篠崎監督の短編集を買ったら「地獄の警備員」の絵コンテがおまけで付いてきて嬉しい。

20250113

だらっとYoutubeを見ていたら、異様な形状のピアノの動画が出てきて思わず二度見してしまった。

ヤンコピアノといって、転調しても同じフォームで引き続けられる設計になっているらしい。ピアノとギターのIFの違いを埋めるような発想で面白い。

肝心のDTMの勉強だが、長らく耳コピばかりで曲を書いていない状況が続いていたので、1週間くらいで1曲つくってみた。

本当は歌ものにする予定だったが、作詞が上手くいかなすぎてプロジェクトを捨てそうになったので、ラララのままwav書き出して終わらせた。次回頑張ります。

あと、正月に実家でコツコツ作っていた「忘れられないの」の耳コピも公開。ベースラインのコピーに苦心した。草刈さんは最高。

しかしDTMに時間を割きすぎて、ビデオゲームをやれていないことに罪悪感がある。サイレントヒル2も映画館でエディーと話してから進められてないよ。

20241117

20241117

博多から帰ってきたばかりだが外出。目白で飯川雄大と大岩雄典の2人展を見る。

大岩さんは最近ゲームの分野にも手を広げられているが、今回のテーマは決闘。宝くじを1枚買って来て譲渡すると、大岩さんとの決闘に挑むことができる。とは言えその内容も一癖あり、挑戦者はランダムに配置された「偽薬」と「風邪薬」の片方を選び2人で飲み込むというもので、どちらがハズレを引いたのかはその場では知ることができない。

ちょうど会場に入ったところで決闘が始まったので観戦したが、この瞬間に会場にいた人がぞろぞろと集まり出したのを見て、これ自体がパフォーマンスに含まれているなとゾクリとする。そして勝敗はやはりよく分からないまま解散になり、胴元に宝くじが集まる。

参加に必要な宝くじの売り場は目白には無いという説明を聞いて、もう一つの目的だったエーグルドゥースに並びながらどうするか考える。若木先生のブログに度々名前が出るので一度は訪れたいと思っていた。購入まで30分くらいかかったが、東京の洋菓子店はどこも似たようなものである。帰宅してから頂いたが衝撃的な美味しさだった。

結局決闘に参加することに決めて、お隣の高田馬場で人生初の宝くじを購入。すぐに目白に戻って大岩さんに決闘を挑む。3枚分の誓約書(本人、大岩さん、ギャラリー用)を書いたのち、薬を選んで飲み込んだ。やはり見た目からは違いが分からず当てずっぽうになった。大岩さんに「風邪薬を大量に飲んでいる可能性もありますが大丈夫ですか?」と聞いてみたが、よほどハズレを引きすぎない限りは一日の摂取限界に納まるとのことでそこは計算しているらしい。

帰り際に壁に並んだ大量の宝くじを眺めながら、これでどれくらいの当たりがあるのだろうと考えてしまった。

今は家でこの文章を書いているが、ちょうど今強烈な眠気に襲われている。しかし、ハズレを引いたのか、1週間の疲れがどっと来たのかは判断がつかず、モヤがかった気分のままでいる。

20241124

写真美術館でアレック・ソスと新進作家展を見る。

狙ったのかは分からないが、新進作家展の原田さんの展示は完全に「A Pound of Pictures」でニヤリとしてしまった。キャプションによると、デシタル写真の台頭でこういった写真が物理で手に入る時代は終わりつつあるらしい。

肝心のアレック・ソスは、前年の葉山と比べると規模の関係でどうしてもパワーダウンを感じる。葉山では会場の広さを活かして8×10の巨大写真を大きく展示していた(これが本当に良かった)。ここでは等間隔の壁を置いて同じサイズの小部屋をたくさん作るという一番シンプルな構成で、前回が体育館なら今回はアパートくらいのスケールの違いがある。タイトルも「部屋についての部屋」だし実際小部屋に見立てているのだろう。少々寂しい印象はあるが、好きな作家の写真は何度見ても良いので満足した。

20241128

デコニーナさん新作のMVにショックを受ける。情報のレイヤーを越えてモーショングラフィックスの世界に突入する演出、あえて下品さを取り込むもトリートメントして食い易くするスタイルなど、橋野ペルソナ的な良さがある。新譜のTRANSFORMも聞いてみたけど昨今の音像を狙って取り込んだ曲が多く、ベテラン含めてボカロ界隈全体が勢いづいているのを感じる。(10年代半ばの停滞感はヤバかったので)

20241130

フジファブリックの「若者のすべて」をコピー。最近はhirihiriさんのfanboxに登録して音作りを勉強しているのだけど、その成果を出すべくエレクトロニカ的なアレンジに挑戦した。

夜はWWWXで蓮沼執太のSCPを見る。sing、club、pianoの3部構成のライブ。写真は客席に搬入されたグランドピアノ。

歓喜してしまったのはclubパート。初期の蓮沼執太はリアルタイムで追えてないので、Hooray辺りのエレクトロニカ曲をクラブで聞ける貴重な機会だった。今度メトロでやるin the blue shirtとのライブもこのスタイルなのかしら、と帰り道で考えていたが、有村さん&ゆnovationが会場にいた事を後で知る。気づかなかったー。

20241205

この辺りから仕事のストレスでブログをリアルタイムで書く元気が無く、後追いで簡素に一気書きしたものになる。

年末恒例の音楽サブスクサービスからのまとめ情報が送られてくる。

マルチネファンボーイみたいになってるな…。

tofubeatsが1位なのは予想通りだが、細野晴臣を長時間聞いているのが意外だった。Radio Sakamotoが無くなってからDaisy Holidayや細野曲を積極的に聞くようになったが、その余波が出ている気がする。

20241207

ギャラリー巡りの日。小泉明郎の彫刻は、安倍総理暗殺事件の写真から着想を得ているとのこと。

20241208

荒川ナッシュ医の個展へ。来場者が美術館の床に絵を描いている光景を見れただけでチケット代の元が取れる。

赤ちゃんは無事産まれたそうでカウントダウンイベントは終了済み。1E展示室で富井玲子&森大志郎をゲストに迎えたレクチャーイベントに参加した。写真の右側に人が集まっているのは、森さんがお土産としてポスターを無料で配布し始めたため。(あっという間に在庫切れになった)

20241215

山下達郎の「SPARKLE」をコピー。あの特徴的なカッティングギターを何で代用するかでかなり悩んでしまった。というかギター弾きたくなってきたな…ギター買っちゃう?

20241222

坂本龍一展へ。DVDでしか見たことのなかったLIFEのインスタレーションを遂に肉眼で見ることができた。これが最初で最後ではなかろうか。

また私の好きな作家である岩井俊夫さんと組んだ作品があるのは知らなかった。エフェクトがエレクトロプランクトンと同じで笑ってしまった。

オペラ「LIFE」はゴダールや雑誌「LIFE」のイメージだったらしい。実物見れてないので知らんけど!