20261103 韓国4日目 リウム・MO・ポンピドゥー

最終日なので再びソウル駅のT-Lockerに鞄をしまい行動開始。朝はナムパクで韓牛フォーを頂く。

スープも牛肉も美味しい。付け合わせのコチュジャンソースに牛肉を付けて味変すると飽きずに最後まで楽しめる。優しい味で疲れた身体によく沁みる…。これが韓国旅行で一番おいしい食事だったかもしれない。

今日は一分一秒を無駄に出来ない強行スケジュールなので、タクシーをガンガン使っていく。梨泰院のお洒落な街並みに吞まれながら、まずはリウムへ。

ゲートの床には宮島達夫が。

前橋でも見たローレンス・ウィナーが。リウムの代名詞だったカプーアは残念ながら撤去済み。

パスポートを預けると高級感のある音声ガイドスマホを借りられる。翻訳は常設作品は日本語があるが、企画展は英語のみだったりとまちまち。しかしGPSに連動して音声が再生されたり、地図機能や作品リストが優秀なので、使うことをおススメ。

まずは「ク・ジョンア: OUSSSMOS」。浴びた光を暗闇で放つ夜光虫的な素材の作品が複数あり、展示室は明滅を繰り返している。

永遠に捻り続けるメビウス型のスタチューや、目を凝らさないと見えない位置に隠されたクリスタルなどがある。このセンスは内藤礼に共通するところがある。OUSSSMOSもコスモス/宇宙から来た造語だろう。

ヴェネチア・ビエンナーレの韓国館を任されるクラスの作家らしいが、悪いけれど面白さが分からず。

企画展へ行くつもりが、迷子になって韓国伝統工芸エリアへ。ここはワタリウム美術館を手掛けたマリオ・ボッタが設計を担当しており、螺旋階段に見とれてしまった。

締めはオラファーエアリソン。上部は鏡になっており、円に見えるオブジェは実は半円。事前に写真で見たときはシャバい印象だったが、実物は鏡を通して空間が広がる感覚が面白く、素直に興奮してしまった。

最後は「Inside Other Spaces: Environments by Women Artists 1956−1976」。ここもレム・コールハースによる異様な建築に圧倒される。

往年の女性作家によるインスタレーションということで、子宮をイメージした空間を歩かされる作品が妙に多い。わざわざビニール製のボールを転がしてひだひだ感を出したりとか、じめっとした演出が多い。

この見た目で入口クッソ固いです。力を入れないと開かない。

触れておきたいのはチョン・ガンジャ「無体展」。カーテンで区切られた密室に入ると警報が鳴り、照明が赤く変化する。その後、白い煙がたかれて部屋の下半分が覆われる。発表当時は「政治的扇動」と見なされ、政府の命令で撤去・解体された経緯を持つ。システムの質が高く今回の展示の中で妙に鮮度が高いのだが、実はオリジナルは残っておらず関係者の聞き取りを元に再制作されたそうで、腑に落ちると同時に狐に化かされたような気分になった。

そしてあのラ・モンテ・ヤングが関わるドリームハウス!部屋に入る前の空間から照明がパープルになっていて、入るとスピーカーから低音のSin波がこちらに飛んでくる。瞑想に導くなんて生易しいものではなく、これは攻撃ですよ。マジで最高!!!

パープルに変質した梨泰院。

一通り楽しんだので、近所のMOへ。JACKSON kakiの個展が開催されている。経緯はこの辺に。

BouYなどでも実施されたパフォーマンスで使用する機材。2人の演者がこれを装着する。実際の映像がギャラリー内でも展示されている。

VRヘッドセットを被ると裸体のkakiのアバターが空中に見える。人差し指でつまんで移動できる。

奥では「テクノロジーダンス さるかに合戦」のアーカイブが。

点数は多くないが、kakiさんのキャリアを一通り映像で確認できる。

時間がないのでまたタクシーに飛び乗り、ポンピドゥーセンターへ。

ここに来ないと韓国アートシーンを見たとは言えないだろうと寄ってみたが、シャガールは11月末からで、今はClaudeのアンソロピックと共催したテクノロジー系の展示がロビーでやってる。

無料なのでしょうがないが、そんなに面白い展示では無かった。そもそも「作家にClaudeの使用権を与えて作品を作ってもらう」というコンセプトらしく、縛りも多ければ、制作期間も潤沢では無かったと思われる。

作品を見てる人は少ないが、立派なカフェがありそこで多くの人が休憩していた。ちなみに隣にある巨大な商業施設と通路が通じており、カジュアルに行き来できるなど街に溶け込んでいる。

建物の向かいには韓国の集合団地があり、美術館周辺とは思えないほど生活感がある。更に隣には病院があります。

お昼にはハムピョンジプ 汝矣島でユッケビビンバ。美味しいけど味は普通かな?オフィスビルの地下にあり、サラリーマンがお昼に食べにくる場所と思われる。

食器が机の引き出しに入っているのに気づかず、小鉢サービスコーナーまでスプーンを取りに行ってしまった。韓国はこのスタイルが多いっぽい。

この時点で14:30。飛行機は18:00なので仁川空港に向かう。

今度こそAREXの特急に乗ろうと思ったら、開催外にしか特急券売り場が無いらしく、結局各停で70分かけて移動。

ファンセンガ・カルグクスでサゴルカルグクス(牛骨スープの手打ち麺)を頂く。これまた普通。これで韓国飯終わってしまうのか!

保安検査はやっぱり混んでいる。こればっかりはSESに登録していようが関係ない。30分くらいで通過。

アシアナ航空の搭乗ゲートに向かったら、隣がパリクロワッサンで大歓喜!

T2ロビーとは違い、流石にここでパンを焼いている訳ではなく、個包装されたものが売られている。それでも全然嬉しいよ。コーヒーとパンを楽しみながら過ごして無事搭乗。

成田ではクッパが歓迎してくれた。

振り返り

eSim

1日1GBのプランにしたが完全に使い切った。これはホテルのWi-Fiが貧弱でデザリングに使ったのが原因。もう少し多くて良かったかも。

歩数

毎日2万歩くらい。観光を優先しすぎて、ずっとお腹が空いてた気がする。


以上!シャガールを見にもう一回くらい行きたいところ。あと韓国で1人は食事の選択肢が減るので、次は複数人で行ってサムギョプサルを食べたい。