たまには映画の話でも。。
今年は東京に越したことで足を伸ばせばなんでも見れるようになったので、はしゃいで50本くらい見たと思う。
特に良かったものをピックアップして最後にベストを出す。
- 夜明け告げるルーのうた/湯浅政明
湯浅監督の新作は突然役者が踊りだします。やったね。
- マンチェスターバイザシー/ケネス・ロナーガン
ベストとは別に一番見てほしい映画はこれ。誠実な悲劇の描き方をしていると思う。
- ジョンウィック2/チャド・スタエルスキ
人を傷つけるのに最も手っ取り早い方法は車を使うこと。
- スパイダーマン ホームカミング/ジョン・ワッツ
すでに実写化を経験しているスパイダーマンの新作はまさかの学生映画でした。すごいぞマーベル。
- ベイビードライバー/エドガー・ライト
はぐれものたちのカーアクション映画。生存戦略、しませんか?
- ELLE/ポール・バーホーベン
自分らしく生きないことのほうが罪だ
(ってホドロフスキーが言ってた)
。作中で登場するゲームはStyxだろうか?
- エンドレス・ポエトリー/アレハンドロ・ホドロフスキー
前作『リアリティのダンス
』 が実質ホドロフスキー父の話であったに対して、成長して父の呪縛から解放された青年ホドロフスキーが今度こそ主人公。ファンがホドロフスキーへ望むものとホドロフスキー自身の望みが共存する奇妙な物語。
- はいからさんが通る/古橋一浩
ひたすら楽しい100分。へべれけ早見沙織に会いに行こう。
- 『花筐/HANAGATAMI
』/大林宣彦
作風がヤバくなり続けている大林監督の新作は奇しくもホドロフスキーと同じく青春映画。近づく戦争による死の気配に狂う人々と前衛的な演出が見事に結合する。酔い止めを持って挑みたい一本。
2017ベスト作品
エンドレス・ポエトリー
今回は選外としたムーンライトやスターウォーズEP8を含め、他人や世間の抑圧からの解放をテーマにした作品が光る年でした。(ドラマってそういうものかもしれないけど)