20260427

20260427

ゲームダンジョンの準備疲れで身体がバキバキ。リフレッシュのために米津の「orion」を耳コピして過ごす。

蔦谷好位置のYoutubeを少しずつチェックしている。このクリニック企画は本来なら学校で行われるようなミックスへのアドバイスが無料で見れる。

ただ、Spotifyに自作曲が上がっている人がターゲットなので、「直すところないやろ…」という感じのセミプロレベルの曲ばかり流れてくる。自分にはまだ早い世界というか、これを見ている時間があるなら手を動かした方がよさげ。

20260429

GWが始まる。東京でぽつぽつと予定があるため旅行には行けず、空白だらけのスケジュールで勿体ない。

ゲームダンジョン用の荷物を佐川に渡す。帰りの配送用に、ガムテープを段ボールの中に入れてからガムテープで箱を閉じる技を披露。

午後からは傘を持って上野に向かい、アンドリュー・ワイエスを見る。込み具合はさほど。ワイエスは門外不出の「クリスティーナの世界」しか知らず、作家について勉強するつもりで来た。30年に渡って同じ家(オルソン・ハウス)を書き続けたとのことで、まとまった量を見ると家の間取りが段々頭に入ってくるのが面白い。

キャプションでは、風景画であっても特定の人物の内面について描いた肖像画であると説明されている。静物を描いているのに、妙に陰影がくっきりしたドラマティックなタッチなのが面白い(またはキャッチー)と感じていたが、そういう風に解釈されているのか。「Gone Home」や「​​Dear Esther」のような、風景を通して人を知る、内省的なウォーキングシミュレーターのことを連想してしまった。

予告されていたコーネリアスの井上陽水カバーが公開。

何気にMVを小山田さんが担当している。まだ不気味の谷を抜け出せないAI動画と、夢という題材がフィットして、最後まで見れる品質になっている(以前取り上げたGemini企画のMVが辛かったのを思うとかなりの差がある)。小山田さんの編集センスは未だ健在で頼もしい。楽曲でもAIボーカルのコーラスが使われているように聞こえる。

良い。

AIを使っていると記載しているけれど、統一された音色と大胆な構成変更からは、この人独自のシグネチャーを感じる。ワークフローが気になるところ。

ちなみにイラストもAIとの共作らしい。こっちが本職の人なのでは?

※自分へのメモ:ネットサーフィンすると30分くらいで眩暈がしてくるので止めろ!!

20260430

座・高円寺で梅田哲也『空洞』に参加。ロビーに入った時点で、シルクスクリーン工房が稼働していたり、そこにいるスタッフが奇妙なオブジェクトを(恐らくスケジュール通りに)転がしたり引っ張ったりしている。特に怪しい動きをしていたスタッフは謎の箱をもってエレベーターに乗り込んでいくのをぼーっと眺めていたが、やはりこの人とは本篇で再会することになる。

基本はワタリウム美術館で開催したツアーと同じ仕組みで、20分間隔で各団体が周回をスタートし、互いの姿を節々で目撃することになる。今回の舞台は劇場ということで、同じ作品を一定期間で何度も上映する、それがキャストのコンディションで少しずつ仕上がりに差分が出てくるみたいな演劇の美みたいなものに韻を踏む面白さが出ていると思った。(昨今流行しているイマーシブシアターとは一線を画す「美を提示する」瞬間が見られるのが梅田さんの作品を追い続けている理由でもある)

先日MOTで「プレイタイム」を見ておいたのは大正解で、あの作品は劇場の裏側をカメラを通して目撃するというものだったが、今作では参加者が生身でそういったエリアを歩いていく続編的な位置づけの企画に見えた。「地下3階まで施設があるのか」「楽屋ってこんなにたくさんあるのか」「稽古場なんてあるんだな」と純粋な驚きがある。

途中、カフェでティータイムが始まった時は笑ってしまったが、ラジオからはコロナ禍の東京での生活を回想する少し古い番組のアーカイブが聞こえてくる。背景に流れる曲は2023年ごろにリリースされた柴田聡子の作品だった。他の客は本物なのか演者なのか区別がつかない。よく見ると一人は梅田哲也さんその人である。お茶はハーブティーだったが、序盤のエレベーターの乗り込み時に草の入ったバケツを一緒に運搬する場面があり、そこと関連していたのだろうか、と色々推測させる仕掛けがある。でも基本は劇場についての語りを各所で聞いていく直球の作品です。今回も満足度は非常に高かった。

時間をかけて東側までやってきたので、写真美術館をはしご。

コレクション展に家族写真を批評するコーナーがあり、植田正治の砂丘写真が一般的な家族像を揺るがす挑発的なものとして紹介されていたのにウケた。それはそうなんだが。

え?四月終わり?助けて!!!