20260529

20260529

「RPGのつくりかた: 橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』」を読み終わる。

私の「メタファー」への評価はぶっちゃけ低いのだけれど、新作ゲームの企画立ち上げから発売までを取材した世にも珍しい本で無視できなかった。旅を感じさせるゲームデザインを目指したこと、そのためにアナログのボードゲームを作ったなど、面白い話が次々と出てくる。

実際にリリースされた作品はカレンダーシステムの主張が強く、ペルソナの皮違いという印象だった。その辺りの商業と冒険のバランス感覚に橋野作品らしさがあるよな…と再確認。

夜中に原口沙輔の「イ三」がリリース。寝ずに一巡。こんな風にワクワクしながらアルバムを聞くのは魔法学校以来かも。

20260530

「マンダロリアン」を見る。ストップモーション?で撮られたパペットの挙動が素晴らしかったので、これだけの短編をつくって欲しい。全体的に予算少なめ感あるビジュアルだったが、音(SE)の力でスターウォーズらしく見える瞬間が多々あった。やっぱ映画は音なんですか。

感想動画を解禁したが、ルコさんの動画が一番好き。師が若いのはよくない説とか初めて聞いたよ。

20260531

神輿の音で目が覚める。そんなことある?

御茶ノ水のRITTOR BASEで、大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」サウンドインスタレーション 『わたしを聴く』をみる。

フィールドレコーディング界隈では有名な柳沢英輔の音源を使った空間音響作品。スタイルとしてはコーネリアスの「Point」のような、特定の位置に特定の音を配置するもので、3つくらいの音が部屋の様々な位置から分かれて聞こえるような音像になっている。それもあってか15分 x 2セットの構成になっており、2度目は異なる椅子で聞くよう促された。散歩しながら聞くのが一番いいんじゃないかなと思ったが、部屋の照明を落とした状態で耳を澄ますという体験をつくるために、その要素は諦めたことを後のトークショーで聞いた。万博では椅子が振動するボディソニック要素もあったそう。総合的には柳沢さんの音素材をevala作品の様にコンポジションした状態で聞けることが一番の魅力の作品と感じた。

食事ついでに神保町をふらふら。本屋で鈴木博文さんの「初めての作詞」をぱらぱらめくったら「くれない埠頭」の歌詞を書いた時のエピソードがあり立ち止まって読んでしまう。そのまま購入。

上野のチュルリョーニス展へ。音楽家兼画家という特殊な人物で、会場には彼の曲が流れている。画面構成がやたら幾何学的で、露骨に音楽経験が絵画に影響を与えているのが分かる。しかし、カディンスキーのような数学的な方向ではなく、幻想的な方向でふわっとパッケージしているのが可愛い。愛嬌がある。

最後に置かれた最大の作品「王(レックス)」は案外ノれなかった。世界というのはどうも・・・。エヴァンゲリオンじゃないが、幾何学、音楽を嗜好する人は、世界が一つに統合された姿に魅力を感じがちで、それはオタクの妄想みたいに感じてしまう。人類補完計画だ!→やっぱやめ、という展開も庵野監督のオタクいじりなんだろう。チュルリョーニスは中サイズの絵画の方が好きです。

帰ってからゲンロンの「柴那典×伏見瞬×佐々木敦 令和はJ-POP黄金期である──音楽批評の現在地」を配信で見た。三人とも有料配信とあって大サービスしてくれる。内容は書けない!

CDsのHPでフロクロさんの新曲がしれっと公開。新境地に入ってる感。

https://cds-inter.net

20260601

通院のため休みを取ったので、時間までロン・ミュエク展へ。

等身大ではない、絶妙に大きかったり小さかったりするリアルな彫像が並んでおり不安になる。

毛穴までしっかり再現されており、後ずさりしたくなるキモさ。実物がみれて良かった。

写真を撮り損ねたが、一番気に入ったのは「買い物中の女」。その辺に居そうな人がわざわざ彫像にされているシュールさと、生活の苦難という題材に惹かれる。

病院で先日の内視鏡検査の結果を聞いたが特に問題なし。とりあえず一安心。ただ、定期的に内視鏡は受けろと言われる。勘弁してください。

夜に「tronica plays」を公開。肩の荷が下りた…。

過去の経験もあり、SNSで宣伝した程度ではさほどアクセスされないことは分かっているのだけれど、全力は尽くした。

曲を聞かせ合う場の構築というコンセプトが伝わるよう、東京ゲームダンジョン12来場者のリプレイを配信するというチャレンジも実施。マリオカートのゴースト機能のようなもので、ちゃんとプレイヤーの生のマウス操作を再現してます。

今後はゲームを知ってもらう機会はオフラインイベントに託すつもりである。今のネット環境で集客できるSNSアカウントを育てる気持ちになれない。ネットでの公開はイベントへ来れない人向け、あるいはポートフォリオ作成の側面が強くなると思う。もうネット経由で知らない誰かに作品が拡散されることは期待しない。

荷物が減ったので今後どうしようと悩むが、ゲームづくりの前に、だらっとYoutubeで適当な動画を見て脳を疲れさせてしまうのなんとかして止められるようにしたい。自分の時間を取り戻さなければ。