「ストーリーのつくりかたとひろげかた」を読んだ。イシイジロウ氏の考察やノウハウを惜しげ無く共有してくれるとても良い本だった事を大前提として、気になったのは3幕構成や15のビートの話。15のビートを使って『アイアンマン』のストーリーを解析してくれる所まではいいとして、どうビデオゲームに転用するかについては少し触れる程度で、具体的なタイトルを解析した実例がなかった。これは、本書がビデオゲームのみならずイマーシブシアターなど様々なメディアを含んだ広い意味でのストーリー論であることや、実例を書くにしてもRPGなのか、テキストアドベンチャーなのか、アクションゲームなのか、ジャンルによって都合が違いすぎて書くにはきりが無いから、そこから先は読者に任せて他にページを割くべきだという判断なんだと思う。
私的なメモに近い文章になるけど、本書を読んで補足的に考えたことや、15のビートを使ったストーリー解析の実例として、先日このブログで感想記事を書いた『アルトデウス:BC』の解析をやってみたので、こっそりここに書き残しておく。(ネタバレ注意)
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