格ゲーについて語りたい。(1) 格ゲーとはどんなゲームか?&敷居の高さの話

格ゲーは、誤解を恐れずに言えば同じことを繰り返してるだけのゲームだ。それなのに何故飽きないかと言ったらアドリブ感があるからだと僕は思っている。例えばもしあなたがRPGを周回プレイする時、一週目よりもサクサク進むはず。なぜなら攻略方法が分かっているから試行錯誤しなくてもいいからだ。

でも格ゲーは人の操作によって画面内を自由に動くキャラクターが色んな技を出して戦うゲームだから同じ展開がもう一度繰り返されることは絶対に無い。だからハマる人は本当にこのゲーム一本でいつまでも遊ぶことが出来る。じゃあそんな格ゲーが何故マイナー化してるかと言うとご存じの通り敷居が高い。

相手を倒すにはダメージを与える必要があるけれど、大きなダメージを与えるには出来るだけ長くコンボを繋げる必要がある。しかし長いコンボを決めるにはどういった順番で技を出せばいいかを覚えなければならない。逆にこれはある程度のコンボを覚えないとゲームで勝つことはまず不可能ということでもある。

それ以外にもゲーム(試合)を成立させるうえで覚えなければならない項目は多い。ここからは実際に触れたことのある人にしか伝わらないと思うけれど、上下段の揺さぶり、技はコマンドの入力から攻撃判定が出るまでは少し時間がかかるという概念、一部技発動時にキャラのあたり判定が無敵になるという概念などなど。書いていて自分でも少しウンザリしてしまう。

しかし、これらの要素は勿論無駄に存在しているわけでは無い。ゲームを触っていく中でそういったルールは自然と身についていくものだし、むしろ自分の中でルールを理解できた瞬間の喜びもゲームの大切な一部であるはず。これは他のゲームだって同じで、冒頭で触れたRPGの試行錯誤の部分こそが正にそうだと言える。

ではどうして格ゲーではルールが理解されないかと言うと、これまた冒頭で触れた「同じことを繰り返してるだけのゲーム」であることが問題。例えば、RPGは始めたばかりの頃は〇ボタンを押しているだけでも敵を倒すことが出来るが、徐々に弱点属性を突かなければ倒せない敵などが出現する。そうやってプレイヤーに少しずつ覚えられる量でシステムを利用させることでルールを学ばせる。しかし格ゲーを遊んでいるところを想像してみて欲しい。キャラクターとステージを選んだ次の瞬間、ラウンドコールと共に初心者だろうが経験者だろうが関係無く常に同じフィールドに投げ出されてしまう。これはマズイ。難易度曲線もクソも無い。

長くなったので一旦ここで。第2回に続きます。格ゲーの敷居の高さについては説明できたので、次回はそんな格ゲーをメジャーに引き上げるにはどうすればいいのか?という所に触れていく予定です。

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~おまけ~

最後に、現在僕も遊んでいるペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(P4U)の、チュートリアル動画とアーケード稼働初期時の大会動画のリンクを置いておきます。プレイヤー達は勝つために、このゲームのシステムを限られた時間の中で出来る限り理解する必要がありました。

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第2回へ→ http://snowtale05.tumblr.com/post/38860177330/2